この記事では、WordPressテーマ『SWELL』で使用できる「キャッシュ機能」について解説していきます。
SWELLのキャッシュ機能は、Transients API というものを使っており、ブラウザではなくデータベースにキャッシュ情報が保存されています。
そのため、一度管理者側がサイトを表示させてキャッシュを作成すれば他のユーザーが初めて訪れた時でもキャッシュデータを利用できます。
また、Cookieの設定にも左右されることはないので、全ユーザーにキャッシュデータを提供できます。
- カスタマイザーの表示中はキャッシュは利用されません。
- キャッシュ有効化は、ログイン時でもトップページの投稿リストに「非公開記事」が表示されなくなります。
キャッシュ機能のオン・オフの切り替え方法
管理画面内の「SWELL設定」>「高速化」タブの中から設定できます。

各エリアごとにキャッシュするかどうかを選べるようになっているので、利用したい箇所のみ設定を有効化してください。
特別なカスタマイズや独自の高速化などを行っていなければ、全てオンにするのがおすすめです。
キャッシュが削除・更新されるタイミングについて
パーツごとにキャッシュが削除・更新されるタイミングは異なります。
基本的に、「そのコンテンツが変更された可能性のある時」にキャッシュを削除するようにしています。
例えば、ヘッダーのキャッシュであれば、
- カスタマイザーの設定が更新された時
- ヘッダーメニューが更新された時
- ヘッダー内部ウィジェットが更新された時
などです。
キャッシュが削除されたあとは、その部分が再度表示されるまで次のキャッシュデータは作成されません。
このようにして、カスタマイズした時は変更が即時反映されるようにしていますが、すべてのパターンを網羅できているわけではないと思いますので、もし変更が反映されない時は、後述する「キャッシュクリアボタン」でキャッシュの手動削除を行ってください。
管理画面から全キャッシュデータを削除することができます
管理メニューの「設定」>「SWELL設定」の中に、「キャッシュクリアボタン」があります。

もし変更が反映されない時は、こちらのボタンを押して変更が反映されるか試してください。
その他、テーマアップデート時には全キャッシュデータが一度削除されるようになっています。
SWELL公式マニュアル:SWELLで使用できるキャッシュ機能について